坂下鉄工所の門型マシニング、大型5面加工機となる新日本工機の【RB-8VN】。門型上部のメンテナンスステップから作業テーブルを撮影した写真です。なかなかに大きいのでちょっと足がすくみましたけど、大きさを分かりやすく伝えるには俯瞰で見るのが手っ取り早いですから。
RB-8VNの作業テーブルサイズ
この坂下鉄工所で最も大きい門型マシニングRB-8VNはカスタマイズ仕様で、作業テーブルサイズが、X軸方向:10,000mm × Y軸方向:4,000mm × Z軸方向:3,500mm となります。
このサイズで門型マシニングを有しているのは、京都府下なら当坂下鉄工所だけかもしれません。技術やスピードはもちろんですが、これだけの大きいサイズで5面加工できることが、このRB-8VN最大のアピールポイントです。
Y軸となる門幅の最高値が4mとなるRB-8VN。最大幅の製品を加工した場合、陸送できるサイズをオーバーしてしますから特別な車載方法をとらなければなりませんが、そのレポートはまた次回にということで。
向日工場内を一望
滅多に上がることはできないので、RB-8VNから向日工場内を眺めてみました。小さく見えてしまいますが、向こう側にあるのは同じく門型マシニングのRB-6VNです。上部の天井クレーンを3機備えていることなんかも、リードタイムを短縮する上で地味に欠かせない設備ですね。